知らないふりをする人の心理とは?わかってるのにわからないふりをする理由を解説!

職場や仕事関係、男性でも女性でも見られる「知っているのに意図的に知らないふりをする」人々がいます。

人によって意見は異なりますが、一般的には「様々な意味での思いやり」として挙げられます。

人間関係を円滑にするために、「知らないふり」を「活用する」のが良いと考える人もいます。

しかし、それが本当に思いやりなのか、それとも自己の利益を追求するための手段なのか、疑問が残ります。

このような観点から考察してみましょう。

SNSで知らない(分かっていない)ふりをする人たち

ブログで収益を得ようと考える多くの人が、まずGoogle AdSenseに申し込みます。私もその一人です。

申し込みを行うと、Googleから合格か不合格かの返答が届きます。

不合格の場合、残念ながら不合格通知が届きます(通称、腕組みおじさんと呼ばれることもあります)。

一方、合格の場合は喜ばしい合格通知が送られてきます。その中には、「AdSenseアカウントの有効化おめでとうございます!」と書かれています。

つまり、Google AdSenseに申し込んで、合格通知を受け取ったわけです。これは明白な事実です。

努力が実を結んだことを喜び、X(以前のTwitter)で「Google AdSenseの合格通知が届きました」「合格しました」「〇回目にしてやっと合格」といった喜びに満ちたツイートをする人もいます。これには素直にお祝いの気持ちが湧きます。

しかし、合格通知を受け取ったことが明らかなのにもかかわらず、X(以前のTwitter)では知らないふりをする人も少なくありません。最近見かけたツイートには次のようなものがあります。

「これGoogle AdSense合格したんだよね。やったー☺」
「今度こそ合格したー!!!ってことで良いですよね?」
「Google AdSenseの合格通知が来てた!これは喜んでいい事ですよね?!」

これらの人たちは自分なりの喜びを表現しているのでしょうが、明らかに分かっているふりをしています。わざとらしいと感じられます。

合格通知を受け取った段階で、合格したことは明らかです。それなのに、なぜわざわざ疑問を呈するのでしょうか。「したんだよね?」「良いですよね?」「喜んでいい事ですよね?!」といった表現は、正直言ってうんざりします。承認欲求がにじみ出ています。なぜ素直に「合格しました」と言えないのでしょうか?

一生懸命ブログを改善しても合格できない人たちがいる中、このようなコメントは腹立たしいと思います。「喜んでいい事ですよね?!」というのは、他人が知るわけがないと思います。

ただ単に「おめでとうございます」というコメントが欲しいだけの人なのでしょう。

職場や仕事で知らない(分かっていない)ふりをする人たち

職場には先輩や上司といった、自分よりも入社が早く、仕事についてよく知っている人たちがいます。

普通は分からないことがあれば、基本的には先輩や上司に尋ねるものだと思います。しかし、明らかに分かっていることであっても、「分からない」「知らない」と主張する人がいます。

要するに、仕事を教えてくれない人たちが存在するということです。これは非常にうっとうしいです。

このような人たちの心理や動機について、何が考えられるのでしょうか?以下にいくつかのポイントを挙げてみました。

人が困っている姿を見てストレスを発散するサイコ野郎
本当に教えることがあっているのか自信がない
関わるのが面倒くさい
自分の知識を教えたくない
どうでもいいと思っている
これらはあくまで一例ですが、教えてもらえない立場としては、こうした人たちの心理はどうでもいいと感じるかもしれません。

ただし、最も納得できる理由としては、「本当に教えることがあっているのか自信がない」というものでしょう。先輩や上司として、後輩から教えを求められているのに、「知らない」「分からない」と言うのは責任を果たさない態度であり、その立場に不向きです。

こうした人たちとはできるだけ関わらない方が良いでしょう。

優しさから知らない(分からない)ふりをする人たち

人間関係を損なわないために、知っていることでもあえて無視する、つまり「知らないふり」をするべきだという意見があります。

これは、相手のコンプレックスに気づいていても、意図的に触れないことで(優しさや同情を装って)、不快な論争を避け、自分にとって良好な人間関係を維持できると主張します。

実際には、自分の都合の良い言い訳であり、性格が良くないと思われる傾向があります。しかし、多くの人がこの方法を取ることは、他人に嫌われることを避けるためです。

コンプレックスの例を挙げると、

顔の特徴(不細工、綺麗ではない、かっこよくない、一重、鼻が低い)
容姿(身長が低い、身長が高い、ぽっちゃり、痩せすぎ)
学歴(低学歴、ランクの低い大学、底辺)
外見の特徴(髪が薄い、ハゲ)
マナー(不潔な印象、食事のマナーが悪い、臭いがきつい)
もし友人や知人が上記のコンプレックスに当てはまる場合でも、それを指摘すべきではありません。あえて触れないことは、優しさや同情の仮面をかぶった無責任な行動です。

これは「大人の技」と呼ばれ、マナーの一環とされますが、実際には裏があり、優しさの欠片もないと言えます。

知らないふりをすると言うのは本当にその人のためなのか?

例えば、仕事に関する質問に対して知らないふりをされると腹が立つこともあります。また、明らかに答えが分かっているのに、自慢げに質問してくることも不快です。

相手のコンプレックスを優しさや同情を装って知らないふりをすることは、相手にも感じ取られるでしょう。その場合、それを受け止める人は優しさを感じるか、憎しみを感じるかは個人の判断に委ねられます。

しかし、相手のためと思うなら、臭いがきつい人や不潔感、食事のマナーを守れない人に対しては正直に指摘しても良いと思います。

その人の日常生活で誰も注意してくれなかったのかもしれません。

臭いがきつい人や不潔感、食事のマナーを守れない人と一緒に過ごすのが嫌であれば、ハッキリと伝えるべきです。全てを黙っておくべきではないと思います。

ただし、「時すでに遅し」に該当する場合は、言ってもしょうがないこともありますので、黙っておくべきでしょう。

まとめ

知らないふりをすることは、人間関係を壊さないための大人の技であると言われます。しかし、全てを知らないふりで通すわけにはいきません。

時には人間関係が壊れたとしても、言うべきことがあると思います。もしそれだけで関係が壊れたとしたら、それは所詮そこまでの関係だったんです。上っ面だけの関係なんて、結局はすぐに壊れてしまいます。

言いたいことをしっかりと言い合える関係こそが、最も良い人間関係だと思います。だから、知らないふりをする必要はありません。

また、全く別の話ですが、自分で答えが完全に分かっているのに、あえて知らないふりをして自慢げに人に質問する人は正直うざいです。わざとらしさがとても目立ちます。リアルでもネットの世界でも、そうした性格の人は個人的に好ましくありません。

以上が、知らないふりする人の心理や、優しさではなくわざとする理由についての考察です。

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